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制作中

今年に入ってから、特に時間の流れるの早いなあとおもっていたらもう10月。

気づけば個展も来月に差し迫ってきてました。

描きたいものや、やりたいことはたくさんあるけれど、それをコントロールするのが難しい。

最近お世話になっているある先生から、絵を描くことに対する姿勢の話を聞きました。

それは、何気ない会話の中から始まり、また何気ない話題に移っていったのですが

とても心に残るもので…。

ある将来有望と思えた作家志望の学生は、定期的にグループ展などを行い作品発表をしているが、いつ観に行っても

小さな作品ばかり。

仕事や日々の生活で制作に当てられる時間は限りがあるし、個々の制作環境は違うが、 それを理由に、今はこれくらいしか出来ないと一定の大きさの作品制作を限界としてしまうのは、ただの良い訳だ。

結局それが作品にも現れ表現も小さく面白みのないものになる。

私は辞めた方がいいと言ってやった。

自分に当てはまる言葉で、厳しいものでした。

だけど、奮い立たせてくれるものでもありました。

展示まで、約一ヶ月。

もう時間はあまり無いけれど、それを激励としてやれることはやらないと。


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